技能実習生が近隣住民と良い関係を構築するためのコツは何ですか?
技能実習生が安心して技能実習に臨み、実習の効率を高めるためには、近隣住民と良好な関係を構築し、トラブルが起きないようにすることが大切です。受入れ企業様(実習実施者)には以下のポイントに注意して、近隣住民の理解と協力を得られるようにご協力をお願いいたします。
【受入れ企業様(実習実施者)の基本的な心得】
1.母国を離れて日本で暮らす技能実習生の気持ちに配慮し、温かい心で応対してください
2.多くの技能実習生は、本国でも世間慣れしていない若者です。新卒の日本人社員に対する教育・指導と同じように、一つずつ丁寧なご対応をお願いします
【集合実習での事前教育】
1.文化・ルール・習慣・暮らし方など、日本との相違点を教えます
2.知らないことや分からないことは、すぐに生活指導員や監理団体に聞くように指導します
3.日本での生活における基本的なルールを、実地研修を行い教えます
・買い物の仕方、公衆電話の使い方、銀行や郵便局の利用方法
・交通ルール、自転車やバスの乗り方など外出する際のルール
・ゴミの出し方、トイレや風呂の使い方、日常生活の仕方
【受入れ企業様(実習実施者)の経営者の方へ】
1.生活指導員を中心に、技能実習生に対するサポート・フォローをお願いします
2.住居の隣人や近隣住民、警察官駐在所や近隣の店舗や郵便局に紹介の挨拶を行ってください
3.祭りなど、多くの住民が参加するイベントには、技能実習生を積極的に参加させて交流を深めてください