多くの受入れ企業様(実習実施者)がご不安に感じることとして、技能実習生と上手く人間関係を構築することができるのか、付き合っていくことができるのかということが挙げられます。

特に、技能実習生の配属先に日本人の従業員しか居ない場合、コミュニケーションを十分に図ることができるのか、言語や文化の違いからトラブルが起こることはないか、ということにご不安を感じられるケースが多い様です。

ここでは、実際に技能実習生を受入れている受入れ企業様(実習実施者)や、受入れを検討されている企業様から数多く寄せられたご相談をピックアップしてご紹介しています。当協会がご紹介している技能実習生は、親日家で明るく社交的であるため、日本人スタッフの方々と良い人間関係を構築することができます。

 

日本語でのコミュニケーションはできるか?

現場のスタッフとのやりとりなど、技能実習生は日本語でのコミュニケーションができるのでしょうか?
ネイティブレベルの日本語能力を技能実習生に求めることは難しいですが、当協会がご紹介する技能実習生の話す日本語は、インドネシア語が日本語と母音が同じであるという理由から、比較的聞き取りやすいと言えます。また、日本語で表現の難しい言葉や文章については、簡単な英単語やジェスチャーを使ってコミュニケーションすることができます。

日本語修得のための研修を行ってもらえるのか?

技能実習生が日本語を修得するために、研修や講習を実施してもらえるのでしょうか?
当協会では、技能実習生に対してインドネシア現地で3ヶ月間・日本で1ヶ月間の計4ヶ月間の研修・講習を実施しており、日本語を修得するためのプログラムも含まれております。また、技能実習生は非常に真面目で意欲的であるため、日本語の修得スピードや習熟度も高いと言えます。

英語でのコミュニケーションはできるか?

日本語でのコミュニケーションが難しい場合、簡単な英語でのコミュニケーションはできるのでしょうか?
インドネシア人の母国語はインドネシア語ですが、同時に英語の修得率も高いため、英語でのコミュニケーションを行うことができます。また、技能実習生は親切で工夫することが得意であるため、何とかコミュニケーションを図れるように、平易な英単語を組み合わせてコミュニケーションを行うことができます。

日本の文化や習慣を理解してもらえるのか?

技能実習生は日本の文化や習慣を理解して受け入れることができるのでしょうか?
インドネシアは親日国家であり、日本の文化や習慣について慣れ親しみやすい国民性です。また、インドネシア人は日本人と似た点が多く、恥じらいの文化や気を利かせるといった習慣が存在し、加えて、インドネシア国内にはカースト制度があるため、社交性や上下関係を重要視しています。

宗教への配慮はどうすればよいか?

日本とは違って外国人は特定の宗教を信仰していることが多いですが、どのように宗教に配慮すればよいでしょうか?
インドネシア人の多くはイスラム宗教を信仰していますので、礼拝や断食(ラマダン)への配慮や飲酒を勧めないといった、受入れ企業様(実習実施者)の宗教へのご理解・ご配慮が必要です。しかしながら、基本的には実習を優先していただくことが可能ですので、事前に技能実習生に宗教に関する要望をヒアリングしたり、ルールを作ったりということが大切です。